CamLife

続・JICA海外協力隊としてカメルーンの農村で暮らすアラサー男子の雑記帳。

地図にない村「エコアジョン」見所5か所を選定

ぼんじゅーる、C'est comment(元気)?

今回は、我が任地である「エコアジョン(Ekoadjom)」の紹介をしたいと思います!

 

 

まずは概況を・・・

位置:中央州ニョンケレ県

交通:首都から乗合タクシーで1時間半~2時間

人口:約1000人(実際は300人程?)

産業:パーム、マニョック(キャッサバ)、プランタン(食用バナナ)など農業

民族:バッサ族

気候:熱帯夏季少雨気候(雨季と乾季に加え、小雨季、小乾季もあります)

施設:幼稚園・小中学校各1校ずつ、ブティック(小売店)2軒

 

では早速、一生で一度は訪れてみたい?我が村の観光スポット5選を紹介します!

 

 

第5位・近所

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家の前に広がる風景はまるで軽井沢の別荘地を思い起こすほど。決して言い過ぎではありません。森林浴をしながら、映画を見るもよし、本を読むもよし。静かな時が流れます。

 

 

 

 

第4位・井戸(水)

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 自宅から徒歩10秒の距離にあるポンプ式の井戸。水道がないため、毎日水汲みし、生活用水に使用しています。

 

そして、この井戸、なんとそのまま飲めます!濾過の必要なし!水質評価はエクセレントのA評価!

この水のおかげでエコアジョンの生活レベルは格段に押し上げられています。水って本当に大事。電気、ガスがなくても我慢はできますが、水がないと生きていけない。ましてや途上国で濾過せずに水を飲用できるのはまれです。感謝です。

 

 

第3位・湖

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ヤウンデから車に揺られること1時間半。この、じゃなくて湖が見えてくればそこはもうエコアジョン。エントランスの目印です。

 

村長によると、ここは人工的に作られた“湖”で、養殖池としても使われています。ただ、広すぎて魚を捕獲するのが困難のため、ほぼ未活用・・・たまに釣り堀として使われています!

 

この貯水池が理由かは定かではありませんが、1、2代目の隊員は蚊を媒介とするマラリアに感染。確かに蚊は多いです。特に夜は活発的に飛び回るので、虫よけスプレー長袖長ズボンの常備をおススメします!

一方、この池のおかげか、かなり高い確率でホタルを鑑賞できます。圧巻です。

 

 

 

第2位・お城

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誰もが目を引くこの圧倒的な存在感。先ほどの湖を見下ろすように建っています。まるでヨーロッパの湖畔にでも迷い込んだ錯覚に陥りませんか?でもここはエコアジョン。電波のないカメルーンの僻地です。

 

現在、村長がお城の改装中で、少しずつ首都のヤウンデから物を運び入れ、居城する準備を整えています。

 

そして第1位は、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1位・線路&列車

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鉄道会社「Camrail」の列車。※場所はエコアジョンではなく、バチェンガという場所です。写真がなかったため、あしからず。

 

エコアジョンの自慢といえば、何といっても列車が通っていることです。(正確に言うと駅は隣町のオテレにあります・・・が、線路があるのは間違いないもんね)

 

列車が通るといっても、むき出し、入り放題の線路。首都・ヤウンデと経済都市・ドゥアラを結びます。一日2往復。

庶民の足、物資の輸送手段として重宝されていますが、2016年10月に70人超が亡くなる脱線事故が起こりました。

 

 

番外編・何もないブティック

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基本的に玉ねぎは常備。運が良ければパン、卵、トマトも手に入る。

 

隊員間でもはや伝説となっているブティック。誰もが息をのむ品ぞろえの薄さ!!

安定的に手に入るものは玉ねぎとビール、ジュースくらい・・・

ビールを仕入れるくらいなら、食料を仕入れてください!ビール好きだからいいけれど、協力隊生活、健康第一です!!

 

 

ということで、以上、エコアジョンが誇る「観光名所」をご紹介しました。 

このブログを見て興味を持った方が万が一いれば、気兼ねなくご連絡ください♪

 

                                 おわり